三笘薫が「これほどインパクトを残すとは…」 英熱視線、プレミア初挑戦の大ブレイクに驚き
ブライトンでの直近6試合で4得点1アシスト、キーマン級の大活躍に大注目
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季公式戦15試合で4得点1アシストをマークするなど出色のパフォーマンスを披露している。ベルギーでの武者修行を経てイングランドでブレイクを遂げている三笘の“サクセスストーリー”を現地メディアが取り上げている。
2021年夏にJ1川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍した三笘。1年目はベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍し、リーグ戦27試合で7得点3アシストを記録した。そして今季ブライトンに復帰していた。
その後、特にロベルト・デ・ゼルビ監督就任以降に目覚ましい活躍で、出場した直近の6試合で4得点1アシスト。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、アーセナルの補強候補としても取り沙汰されるようになっている。
英「Whoscored.com」は現在プレミアリーグで8位に付けるブライトンにおける三笘の活躍を「新たなサクセスストーリー」として取り上げ、その活躍を称賛。昨年12月31日のプレミアリーグ第18節のアーセナル戦(2-4)でのパフォーマンスは対戦相手の「アーセナルファンからもべた褒めだった」と伝えている。
三笘は攻撃面だけでなく、守備での貢献も大きいことがスタッツで証明されている。90分あたりのタックル回数は2.5回でプレミアリーグ全体で47位。リバプールのブラジル代表MFファビーニョやチェルシーのイタリア代表MFジョルジーニョ(ともに2.4回)、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(2.3回)といったリーグ屈指の守備的MFを上回る数字として特筆され、攻守両面での仕事量の多さが「ファンのお気に入りであり、デ・ゼルビ監督のキーマンとなっている理由」とした。
同メディアは「三笘がこれほどのインパクトを残すと予想していた人はほとんどいなかった」とベルギー帰りの日本代表MFの活躍に対して驚きをもって伝えている。シーズン後半戦ではさらなる輝きを放つことが期待されそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)