“カード乱発”のお騒がせ主審、今季終了後にスペイン1部リーグから引退と現地報道
今週末のラ・リーガ第16節は担当試合が割り当てられず
カタール・ワールドカップ(W杯)やその後のスペイン1部ラ・リーガなどでカード提示を連発して物議を醸したアントニオ・マテウ・ラオス主審が、2022-23シーズン終了をもって同リーグの審判員活動から引退することを決断したという。アルゼンチンのスポーツ専門局「TyCスポーツ」電子版が報じている。
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ラオス主審と言えば、昨年のカタールW杯準々決勝のアルゼンチン代表対オランダ代表戦で両チーム合わせて計18枚ものイエローカードを提示したレフェリングが大きな批判を呼んだ。
その後も、ラオス主審の“カード乱発劇”は変わらず。現地時間2022年12月31日に開催されたラ・リーガ第15節のFCバルセロナ対エスパニョール戦でも計15枚のイエローカードを乱発したほか、現地時間1月4日のスペイン国王杯3回戦、リナレス(3部)対セビージャ戦では前半16分にセビージャのホルヘ・サンパオリ監督に退場を命じるなど不可解なジャッジングが続いていた。
こうしたジャッジングもあってか、ラオス主審は今週末に開催されるラ・リーガ第16節の担当が割り当てられていない。また英紙「デイリー・エクスプレス」によると、今後はビッグゲームに限定して試合の担当を任される可能性がある一方、担当試合が割り当てられない状況が続く見込みもあるという。
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