「なんだこれは?」 高校サッカー、「電車のような」“7人縦並び”の珍FKを巡る攻防に韓国驚き
日体大柏と東山の一戦で、両者の作戦に海外も注目
第101回全国高校サッカー選手権の準々決勝で、日体大柏(千葉)が見せた間接フリーキック(FK)が海外でも話題となった。韓国メディアも「なんだこれは?」「電車のように並んでいる」と取り上げた。
1月4日に行われた東山(京都)との4強進出を懸けた準々決勝の後半35分、東山GK佐藤瑞起が味方のパスをキャッチしたプレーがバックパス判定となり、日体大柏はゴール前ペナルティーエリア内で間接FKを獲得。0-0のスコアだったなか、先制のチャンスを迎えた。
ゴールラインに11人が横一列に並んだ東山に対し、日体大柏はボールの前に7人が並ぶと1、2人がボールを跨ぎスルー。3人目の選手が足裏でうしろへ流すと、4人目のFWオウイエ・ウイリアムがシュートを放ったが、東山ディフェンスがブロックし、ゴールを奪えなかった。
得点チャンスを逃したものの、珍しい間接FKシーンがSNS上や海外でも話題となった。韓国放送局「文化放送」も「なんだこれは? 11人の選手がゴール前に横に一列になって準備している?」と、まずは東山の守備について触れ、さらに、「FKを蹴る側も作戦を練っている。電車のように並んでいる。漫画のような両チームのトリッキーな対決。選手たちの創造性は満点だ」と驚きをもって伝えていた。
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