D・アウベスの後釜発掘を急ぐバルセロナ 獲得を狙う「右サイドバック5人」とは
中盤のS・ロベルトを右SBにコンバート 昨季加入のビダルはここまで期待に応えられず
スペイン王者バルセロナは、スペイン代表DFアレイシ・ビダルのパフォーマンスに満足しておらず、右サイドバックをターゲットに新たな補強に動くようだ。21歳の若手から34歳のベテランまで幅広い年齢層で、多彩な顔ぶれが候補に挙げられている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
今夏、長年右サイドで不動の存在だった百戦錬磨のブラジル代表DFダニエウ・アウベスがユベントスへ移籍。後釜として中盤が本職のMFセルジ・ロベルトがコンバートされ、リーグ戦では7試合中5試合で先発フル出場している。
一方、15年夏にセビージャからの加入が決まり、補強禁止処分の影響で今年1月からプレーしているビダルは期待に応えることができず、今季の出場はスペイン・スーパーカップ第2戦のセビージャ戦と3節のアラベス戦の2試合のみ。昨季からの通算でもわずか16試合でしか起用されておらず、ルイス・エンリケ監督からの信頼も薄い状況だ。
そこでクラブの補強担当であるロベルト・フェルナンデスSDが右SBとして新たに5選手をリストアップしている模様だ。候補に名前が挙がっているのは、バルセロナの下部組織出身でアーセナルのスペイン代表DFエクトル・ベジェリをはじめ、今年ポルトガル代表にデビューしたばかりのバレンシアの新鋭DFジョアン・カンセロ、本職はボランチで、万能性の高いバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジョシュア・キミッヒ、シャフタール・ドネツクの主将DF元クロアチア代表DFダリオ・スルナ、D・アウベス加入のあおりを受けるユベントスのスイス代表DFステファン・リヒトシュタイナーだという。
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