マンCグリーリッシュが「奇妙な感じ」と見解 チェルシーGKまさかの失点シーンに批判集中
GKケパ・アリサバラガ、“お見送り”による決勝ゴール献上シーンが批判の対象
イングランド1部チェルシーは現地時間1月5日にプレミアリーグ第19節でマンチェスター・シティと本拠地で対戦。アルジェリア代表MFリヤド・マフレズに決勝点を奪われ、0-1で敗れた。失点シーンでGKケパ・アリサバラガの“お見送り”が批判の対象となっている。
0-0で迎えた後半18分、MFジャック・グリーリッシュが左サイドからグラウンダーのパスを供給。ゴール前を横切るボールはGKケパの守備範囲かに思われたが、スペイン代表GKは手を出すことができず、そのまま見送る格好に。走り込んでいたマフレズがこれを押し込み、決勝点を挙げた。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、グリーリッシュやマフレズもクロスはGKに防がれると感じていたという。グリーリッシュがゴールシーンについて次のように語っている。
「奇妙な感じだよ。リヤドと話したら、彼もキーパーが止めると思っていたよ。僕もそう感じていた。何が起きたのかは分からないけど、これは僕のクロスを褒めてほしい。最初は(ボールがGKの)近くに行き過ぎたと思ったよ」
チェルシーのOBの元オランダ代表FWジミー・フロイド・ハッセルバインク氏は失点シーンについて「GKはもっとうまくできたはずだ。最初の立ち位置はとても良くて、キャッチはできたはずだった。もし(マルク・)ククレジャが正しいポジションを取っていればGKがミスしたあとでも右足で蹴り出せただろう」とカバーに入っていたDFマルク・ククレジャも含め、チェルシーの守備陣の対応のまずさを指摘していた。
チェルシーはリーグ戦ここ8試合で4敗目(1勝3分)となり10位に転落。開幕直後の9月にトーマス・トゥヘル前監督を解任し、グレアム・ポッター監督を招聘したが、低空飛行が続いている。
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