三笘薫のビッグクラブ移籍論争が英過熱 アーセナル獲得“推し”の声浮上も…「あと4か月見たい」とOB見解
アーセナルOBマーソン氏、古巣の三笘獲得へ冷静ジャッジ
イングランド1部アーセナルはウクライナ1部シャフタール・ドネツクのウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクの獲得を目指すなか、失敗時の代替案としてブライトンの日本代表MF三笘薫が浮上している。アーセナルOBのポール・マーソンは三笘の活躍を認めつつ、時期尚早だと持論を展開している。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた。
ムドリクの獲得に関しては、シャフタールが要求する8800万ポンド(約140億円)の条件を満たすオファーをアーセナルが出しておらず、交渉は進展していない。一方で、プレミアリーグのライバル、チェルシーが横槍を入れるとの報道も過熱しており、22歳のアタッカーをめぐる状況は混沌としている。
そうしたなかで英メディア「フットボール・ロンドン」ではムドリク獲得失敗時の代替案として三笘の存在を取り上げていたが、これについてアーセナルOBの元イングランド代表マーソン氏は「(三笘は)ブライトンで素晴らしいプレーしている」としたうえで、アーセナルが獲得を決断するとすればもう少し先になるのではと語った。
「三笘が今後どうなるかは分からないが、大きなステップアップを遂げることにはなるだろう。一方でムドリクはウクライナからやってくる。彼はすでにチャンピオンズリーグでプレーし、活躍している。正直なところ、三笘はシーズンが終わるのを待ってから獲得に向かうべきだと思う。彼のことは好きだが、あと4か月は見てみたい。これから難しくなるタイミングだ。でも彼が今の調子を続ければ、夏には多くのチームが彼を狙うと思うよ」
マーソンは三笘の活躍と実力を認めつつも、プレミアリーグ1年目の選手に対してはもう少し見極めの時間が必要だと主張していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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