ウクライナ代表FW狙うアーセナル、“代替案”にブライトン三笘を英メディア指名「まだつながりはないが…」

エバートン戦で2試合連続ゴールを挙げた三笘薫【写真:ロイター】
エバートン戦で2試合連続ゴールを挙げた三笘薫【写真:ロイター】

「アルテタが求めるワイドプレーヤーのスタイルにあっている候補の1人」と紹介

 イングランド1部アーセナルは今冬の移籍市場でウクライナ1部シャフタール・ドネツクの同国代表FWミハイロ・ムドリクの獲得に動いている。クラブ間での合意に至らずチェルシーが争奪戦に参戦するとも言われているなかで、英メディアはムドリクを獲得できなかった場合の代替案としてブライトンの日本代表MF三笘薫の名前を挙げている。

 ムドリクの移籍に関して、シャフタールの要求額は8800万ポンド(約140億円)。これに対してアーセナルの最初のオファーは5500万ポンド(約88億円)と大きく下回るもので、当然門前払いに。アーセナルはその後、2度目のオファーを送ったが、それも6200万ポンド(約99億円)とシャフタールの要求を満たすものではなかった。ムドリクはアーセナル移籍を望んでおり、SNSでは匂わせ投稿を行っているが、現時点ではクラブ間での合意には至っていない。

 アーセナルが獲得交渉で二の足を踏んでいるなか、チェルシーが横槍を入れてハイジャックする可能性も伝えられている。そうしたなかで英メディア「フットボール・ロンドン」は「アーセナルはすでにミハイロ・ムドリクの完璧な代役を見つけているかもしれない」とレポート。ムドリク獲得失敗時の代替案としてブライトンの三笘の名前を取り上げている。

「まだアーセナルとのつながりはないが、アルテタが求めるワイドプレーヤーのスタイルにあっている候補の1人はブライトンの三笘薫だ。この日本代表は今シーズンのリーグ戦で驚きのブレイクを遂げている」

 同メディアは三笘が昨シーズンはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで経験を詰み、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で飛躍を遂げていると紹介。出場した直近のプレミアリーグ5試合は3得点1アシストを決めており、リーグカップも含めればアーセナル相手には2試合で2得点を決めている。このことがムドリクの代役候補として取り上げるきっかけとなっているのかもしれない。

 記事でも触れられているように現時点ではアーセナルが三笘に関心を持っているという具体的な話はまだ出てきていないが、今の活躍が続けば移籍市場で引く手あまたの存在となる可能性は十分にありそうだ。

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