縦1列に選手が並ぶ“トリックプレー” 日体大柏が披露した珍しい間接FKが話題「何コレ…」「おもろい事してるw」

日体大柏が見せた“トリックプレー”のシーンに反響【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
日体大柏が見せた“トリックプレー”のシーンに反響【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

バックパスでペナルティーエリア内での間接FKを獲得

 第101回全国高校サッカー選手権は1月4日に準々決勝が行われ、浦和駒場スタジアムで東山(京都)と日体大柏(千葉)が対戦。80分で決着つかず、ペナルティーキック(PK)戦の末に東山が初のベスト4へと駒を進めた。このゲームで後半終盤、間接フリーキック(FK)のチャンスで日体大柏が見せた“トリックプレー”のシーンに反響が広がっている。

 日体大柏は来季J1柏レイソル内定のFWオウイエ・ウイリアム、東山にはセレッソ大阪内定のMF阪田澪哉が強烈な個性を発揮したこの試合で、0-0のまま迎えた後半35分だった。日体大柏側がペナルティーエリア内に送ったクロスに対し、処理しようとした東山キャプテンDF新谷陸斗がアウトサイドで触れ、そのボールを味方GK 佐藤瑞起がキャッチ。これがバックパス判定となり、間接FKが日体大柏に与えられた。

 ゴールエリアに近い場所中央での至近距離でのチャンスに、日体大柏も工夫を凝らす。ゴールラインには守りたい東山選手たちが横1列でブロックを敷く。それに対し、日体大柏は7人の選手がボールに対し縦1列に並び、誰が蹴るか分からない状況を作り出した。

 笛が鳴り、前2人がボールを跨ぎスルー。3人目の選手が足裏で少し後ろへ流すと、4人目で待っていたオウイエがシュートを放った。しかしこれはしっかりブロックを作った東山ディフェンスがブロック。詰めたボールも最後は東山GK佐藤がしっかりキャッチし、相手のビッグチャンスを防いだ。

 このシーンが「高校サッカー日テレ」公式ツイッターで公開されると、ファンもさまざまな反応をしている。

「何コレ…」
「ジェットストリームアタックかな」
「おもろい事してるw」
「こんなんありなんだあ」
「面白いトリックプレー」
「珍しい」
「何じゃこりゃ」

“ジェットストリームアタック”はアニメ「機動戦士ガンダム」に登場する部隊“黒い三連星”が繰り出す連携戦法で、日体大柏の間接FKの構図がよく似ていると話題になったようだ。

 惜しくも工夫されたプレーでの得点とはならなかったが、ペナルティーエリア内での間接FKという珍しい場面も含め、SNS上でも多くのファンを驚かせていた。

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