神村学園の独1部内定FWが引導を渡す…前回王者・青森山田が敗退 大津&東山がPK戦を制し準決勝へ
岡山学芸館が佐野日大に4-0の快勝、神村学園との準決勝に挑む
第101回全国高校サッカー選手権は1月4日に各地で準々決勝の試合が行われ、国立競技場で行われる準決勝に進出する4チームが出揃った。神村学園(鹿児島)が前回王者の青森山田(青森)を下し、大津(熊本)は夏のインターハイ王者の前橋育英(群馬)を破って4強入りを果たした。
等々力陸上競技場の第1試合では、岡山学芸館(岡山)が佐野日大(栃木)に対してボール支配率を高めて押し込む試合を展開。前半に先制ゴールを奪うと、後半には反撃に出る佐野日大を逆手にとって3点を追加し4-0の大勝を収めた。
第2試合は前回王者の青森山田が神村学園を相手に前半のうちに先制点を奪った。しかし、神村学園は卒業後にセレッソ大阪入りが内定しているMF大迫塁の縦パスを起点に同点ゴールを奪うと、ドイツ1部ブンデスリーガのボルシアMG入りが内定しているFW福田師王が逆転のゴールを奪って2-1で競り勝った。
浦和駒場スタジアムでは第1試合で夏のインターハイ王者の前橋育英が、大津と対戦。前橋育英が後半に退場者も出す展開となったが試合はスコアレスでペナルティーキック(PK)戦に突入し、大津が勝ち上がりを決めた。
第2試合は東山(京都)と日体大柏(千葉)が対戦し、0-0のまま試合はPK戦に突入。東山がPK戦のスコア4-3で勝利して4強入りを果たした。
それぞれの会場で勝ち上がったチーム同士が対戦する準決勝は、1月7日に国立競技場で行われる。その勝者が頂点をかけた1月9日の決勝戦へと進む。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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