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W杯で“株上げ”のアルゼンチンMF、チェルシー移籍へ駆け引き? 母国へ無断帰国→退団の可能性も
アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス、移籍希望をほのめかす行動が話題に
カタール・ワールドカップ(W杯)でアルゼンチン代表の優勝に貢献し、若手プレーメーカーとして注目のMFエンソ・フェルナンデスが、チェルシー移籍へ向けて所属のベンフィカに駆け引きを仕掛けているという。ポルトガル紙「レコルド」が報じている。
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フェルナンデスはカタールW杯でアルゼンチンのボランチとして大車輪の活躍を見せ、中盤でのゲームコントロールだけでなく前線への鋭いパスでゴールを導くようなプレーも見せた。大会最優秀ヤングプレーヤーも受賞したフェルナンデスにチェルシーが興味を示し、個人的な条件ではすでに合意してクラブ間交渉の成立を目指していると報じられてきた。
そのフェルナンデスは12月31日に新年を母国で祝うために無断帰国。ベンフィカはすぐに戻るように最後通告を行ったとされるが、何らかの処分が科される可能性もあるという。一方で、これが移籍を希望するフェルナンデスが仕掛けた駆け引きと見る向きもあるという。
ベンフィカはシーズン開幕前にアルゼンチンの名門リーベルプレートからフェルナンデスを獲得して5年契約。まだ半年しか消化していない契約の違約金にあたる移籍金は1億2700万ユーロ(約178億円)という、世界のサッカー史上でもトップ10に入る金額になる可能性が高いとされる。
ビッグクラブへと駆け上がろうとするアルゼンチンの若者とベンフィカ、チェルシーを交えた交渉の小競り合いは、この冬の移籍市場の間に決着することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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