W杯欧州予選でも大爆発! “ブンデス最強FW”がハットトリック達成で得点ランク首位タイに浮上
デンマーク戦で3発のレバンドフスキ C・ロナウド、ミュラーとともに2戦4得点で並ぶ
バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、8日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループEのデンマーク戦に先発フル出場してハットトリックを達成。3-2の勝利に大きく貢献した。レアル・マドリード寄りのスペイン紙「マルカ」は、「レバンドフスキがクリスティアーノ・ロナウドの得点する影を追っている」と題し、7日の試合で1試合4得点を達成したポルトガルのエースとの比較を紹介している。
レバンドフスキはこの試合で前半36分のPK弾を含み、後半3分までにハットトリックを達成し、3-0の大量リードにつなげた。同4分にオウンゴールと、同24分に途中出場のFWユスフ・ポウルセンに決められてデンマークに1点差に迫られたが、1点のリードを守り切り3-2で勝利した。勝ち点を4に伸ばしたが、得失点差で同勝ち点のモンテネグロとルーマニアの後を追う形となった。
2試合連続得点となったレバンドフスキは、これで欧州予選2試合で4得点を積み重ねた。7日のアンドラ戦で1試合4得点を決めたポルトガル代表FWロナウド、2試合連続2得点を決めたバイエルンの同僚であるドイツ代表FWトーマス・ミュラーと並び、今予選の得点ランキングの最上位に名を連ねた。
昨季はブンデスリーガ得点王(30得点)を獲得。欧州選手権予選でも13得点でトップの成績を残すなど、クラブ・代表を問わずにゴールを量産している。“銀河系軍団”レアルのトップターゲットとも伝えられるストライカーは、2016-17シーズンはバイエルンで10試合9得点、ポーランド代表で2試合4得点のトータル12試合13得点と、ゴール数が出場試合数を上回るハイペースを維持している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images