日本のW杯“死の組”入りを嘲笑、アナウンサーを韓国漫画家が非難 「反日思想に…」「子供じみた行動」【反響シーン】
韓国放送局MBCアナウンサーの振る舞いをSNS上で非難
昨年のサッカー界を振り返ると、さまざまな出来事が起こった。カタール・ワールドカップ(W杯)では、日本代表が優勝経験国のドイツ代表、スペイン代表を破る大金星を挙げる快挙を達成したなか、ここでは大会開幕前のワンシーンを振り返る。韓国では“死の組”と言われたグループEに組み込まれた日本を嘲笑する場面もあった一方で、この行動を見た同国の漫画家の反応が話題になった。
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アジア最終予選を突破し、7大会連続のW杯出場を決めた日本。昨年4月に行われたグループ抽選において、第3ポットに入った日本はW杯優勝経験を誇るスペイン(第1ポット)、ドイツ(第2ポット)という強豪2か国、さらに、14年ブラジル大会での8強進出の実績があるコスタリカ代表が集うグループEに組分けされた。
グループ抽選会を中継していた韓国放送局MBCアナウンサーのキム・ジョングン氏は日本の“死の組”入りが決定した瞬間、「これが日本だ、おめでとう、日本」と嘲笑。一方で、漫画家のユン・ソイン氏が、この嘲笑シーンを自身のSNS上で非難したことが韓国メディアで話題に。自身のファイスブック上にキム・ジョングン氏が嘲笑したとされる瞬間の画像を添えて、こう主張した。
「日本がスペインドイツと同じ組になったと嘲笑する 反日思想に目がくらみ、子供じみた行動をするK公共放送者 年を取ったからといって大人になるわけではない。日本は死の組かもしれないが、しっかり戦ってほしい。強いものと戦うのはなんてクールなんだろう オリンピック日本の女子バスケットボールのように感動的なゲームをしてください」
結果的に、日本はグループEを首位で突破する番狂わせを演じたことで、韓国放送局「MBC」のソ・ヒョンウク解説委員が「日本のサッカーファンにお詫び申し上げます」と自身のYouTubeチャンネルで謝罪。大会前は日本のグループ敗退が有力との見方が大半を占めたなか、ライバル国を嘲笑することへ異を唱えた韓国人漫画家の異例の姿は、大きな反響を呼んだ。