苦しい試合で同点弾を叩き込む

　スコットランド1部で首位を走るセルティックは現地時間1月2日、スコティッシュ・プレミアシップ第20節で2位レンジャーズと対戦。2-2で痛み分けとなった“ダービーマッチ”で日本代表FW古橋亨梧はフル出場し、終盤にチームを救う同点弾を挙げた。このゴールにファンも「待ってましたー」「日本の誇り」と喜びを露わにしている。

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　先発にFW前田大然、古橋、MF旗手怜央の3人の日本人が名を連ねたこの試合で、先に躍動したのは前田だった。相手へプレスをかけ、タッチミスを見逃さずボールを奪取するとスピードを上げて最終ラインのディフェンスもかわす。GKと1対1を制して先制弾を奪った。

　しかしその後チームは2位レンジャーズの守備に苦戦。すると後半早々に2失点を喫し逆転を許し、リーグ戦11試合無敗が止まるかと思われた。しかし、試合終盤にここまで見せ場の少なかった古橋がヒーローとなる。

　後半43分、攻勢に出た勢いで放った味方のシュートが相手に当たり、ペナルティーエリアライン中央付近にこぼれる。いい位置にいた古橋が右足を豪快に振り抜き、ゴールに突き刺した。その後合計7分の長いアディショナルタイムがあったが、両チームとも勝ち越し弾は挙げられずに、2-2のドロー決着となっている。

　古橋のチームに勝ち点「1」をもたらしたゴールにファンから「待ってましたー」「エグいー！」「また決めたのか」「日本の誇り」「神ですか？」とSNS上で反響が広がっていた。

　古橋はこれが対レンジャーズ戦での初ゴール。また今季リーグ戦15ゴール目となり、得点数だけで言えばトップタイとなっている（1位ハーツFWローレンス・シャンクランドが1試合多く消化しているため現状2位）。