ブライトン戦で4-2勝利、ウーデゴールの絶妙パスに英紙注目

　イングランド1部アーセナルは、現地時間2022年12月31日に行われたプレミアリーグ第18節のブライトン戦で4-2と勝利し、首位をキープした。この試合でノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの絶妙なパスに注目が集まり、「“今季最高のアシスト”にアーセナルファンが大興奮」と英紙「デイリー・スター」が伝えている。

　試合は開始2分、イングランド代表FWブカヨ・サカのゴールでアーセナルが先制。前半39分にウーデゴール、後半2分にFWエディ・エンケティアが追加点を奪って3-0とリードした。後半20分に日本代表MF三笘薫のゴールで2点差となったなか、ブライトンの反撃ムードを打ち砕いたのがウーデゴールだった。

　後半26分、ブライトンの攻撃を凌いだ直後からカウンターを発動。自陣サイドから中央にパスを通したなか、ボールを受けたウーデゴールが意表を突いて1本のパスを通す。これがブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリへのピンポイントアシストとなり、そのままゴールを陥れた。

「魔法のようなプレー」と注目したのは英紙「デイリー・スター」だ。「マルティン・ウーデゴールがブライトン戦で見せた“今季最高のアシスト”にアーセナルファンが大興奮」と報じ、相手のディフェンスラインを切り裂いた圧巻のパスを絶賛している。またファンも驚きを隠せず、「なんてアシストだ。あのパスを出せるビジョンと能力を持つのは世界で2、3人しかいない」「どうやったらあんな完璧なパスを出せるのか。間違いなく天才だ」との賛辞を紹介した。

　今季リーグ戦15試合に出場し、7ゴール5アシストと出色のパフォーマンスを披露するウーデゴール。首位を走るチームに不可欠な戦力として強烈な存在感を放ち続けている。