ルカク、インテル残留を希望 チェルシー復帰の意思なし「解決策を見つけなければ…」
昨年6月に古巣インテルへ期限付き移籍、契約は今季いっぱいまで
イングランド1部チェルシーから、イタリア1部インテルへレンタル移籍しているベルギー代表FWロメル・ルカクは、チェルシーに復帰する意思はないようだ。英紙「メトロ」が報じている。
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チェルシーは、2021-22シーズン開幕前にインテルに9800万ポンド(約155億円)の移籍金を支払い、ルカクをインテルから獲得した。しかし、ルカクはドイツ人のトーマス・トゥヘル前監督との折り合いが悪く、リーグ戦8得点を挙げたのみに終わり、復帰を希望して昨年6月にインテルへ戻っていった。
2026年までルカクと契約を結んでいるチェルシーは、わずか800万ポンド(約12億6000万円)のレンタル移籍金しか得られておらず、ビジネスとしては最悪なものとなっている。インテルとのレンタル移籍は今シーズン限りになっているルカクだが、監督が交代したチェルシーに戻る考えはなく、この先もインテルに留まりたい意向だという。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版に対し、ルカクは「僕は監督との関係についてチェルシーとも話し合い、インテルへ戻ることを決めた。すべてが早く決まり、僕は満足している。今後もインテルに留まりたい。インテルは僕にとってのすべてだ。だが、チェルシーとの間に解決策を見つけなければいけない」と、コメントしている。
希望するクラブに在籍することができているルカクだが、大腿部の負傷で今シーズンはほとんどプレーできていない。リーグ戦の出場は、わずか4試合でゴールも1得点のみ。UEFAチャンピオンズリーグも、途中出場した1試合のみとなっている。この数字ではインテルも買い取りに動く可能性は低いが、シーズンの後半戦でクラブを10年ぶりのセリエA優勝に導いた2シーズン前のような活躍を見せることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)