三笘薫、アーセナル戦“ゴール取り消しに「ファンは不快感」 ”VAR判定の波紋拡大「ルールを変更する必要がある」
後半44分に右足でゴールネットを揺らすも、際どいオフサイド判定により幻に
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ第18節・アーセナル戦(2-4)で先発フル出場し、1得点をマークした一方で、際どいオフサイド判定により2点目が取り消された判定に対する賛否の声が続出。海外メディアは「プレミアリーグのファンの一部は不快感を示している」と伝え、その反響が拡大していることを報じている。
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ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定により、三笘の2ゴール目が“幻”とされた場面が、英国内で物議に発展した。後半44分、スローインの局面でブライトンFWエヴァン・ファーガソンのトラップミスのボールを回収した三笘は、そのままエリア内へ。ゴール右隅に流し込んでネットを揺らした。
VARの検証映像ではゴール直前、三笘の足がわずかにオフサイドラインにかかっており、戻りオフサイドを取られる形に。現状のルール上、誤審とは言い切れないものの、三笘はファーガソンのトラップミスに反応しており、意図してボールを受けるために後方に戻ったように見えなかった事実から、非情なジャッジとの声も上がった。
試合後、VARのゴール取り消しへに対する判定が現地ファンの間で物議を醸したことが英メディアによって報じられたなか、海外スポーツ専門サイト「Sports Brief」は「プレミアリーグのファンの一部は不快感を示している」と報じ、その反響がさらに拡大していることを伝えている。
記事では「このVARの判定にファンからは怒りの声が上がり、ゴールは成り立つべきだったという意見も多く聞かれた」として、SNS上には「ただただ哀れだ」「あの3点目を覆すのは意味がない」「オフサイドルールを変更する必要があるのかを完璧に表現している」といった声が上がっていたことを指摘。ファンの混乱を招いた事実が改めて浮き彫りとなった。