浦和が3年ぶり6回目の決勝進出! 03年以来二度目の優勝へ王手
敵地での第1戦に2-1と勝利した浦和 2試合合計5-2でFC東京を圧倒
浦和レッズがエースの鮮やかなハットトリックでルヴァン杯3年ぶりの決勝進出を決めた。9日の準決勝第2戦でFC東京と対戦した浦和は、FW興梠慎三のハットトリックの大活躍で3-1と勝利。敵地での第1戦で2-1の勝利を収めており、2試合合計5-2とFC東京を圧倒した。
勝利には少なくとも2点が必要な状況だったFC東京は、前線からのプレスで主導権を奪いに掛かったが、浦和の後方からのビルドアップに外される場面が多く劣勢に回った。そのなかで前半24分、浦和は右サイドからの攻撃でパスをつなぐと、FW高木俊幸が右足アウトサイドのワンタッチで絶妙なスルーパスを供給。このボールに抜け出した興梠は、相手GK秋元陽太の動きを見極めて左足で冷静にゴールに流し込み、幸先よく先制ゴールを挙げた。
浦和はこのゲームでキャプテンのMF阿部勇樹をベンチスタートとし、リオデジャネイロ五輪日本代表キャプテンのMF遠藤航を、チームの公式戦では初めてとなるボランチ起用。遠藤は中盤でFC東京の攻撃をシャットアウトしつつ、逆襲の起点になった。
そして同38分、浦和は右サイドのMF駒井善成が相手の最終ラインとGKの間に低いクロスを供給し、飛び込んだ興梠が秋元の目の前でコースを変えてゴールに流し込み、2点リードで前半を終えた。
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