ルヴァン杯準決勝で浦和の興梠がハットトリック! 自身初の公式戦3発で決勝進出の立役者に

92年にスタートした大会において、興梠のハットトリックは通算38人目

 浦和のエースが、チームの3年ぶりの決勝進出を自身初のハットトリックでグッと引き寄せた。FC東京との第1戦を2-1で勝利していた浦和は、9日に本拠地でのルヴァン杯準決勝第2戦に臨み、FW興梠慎三が後半8分までにハットトリックを記録した。

 興梠は1トップのポジションに入ると前半24分、FW高木俊幸のスルーパスに抜け出し、相手GK秋元陽太の動きを見極めて冷静に左足で流し込み先制ゴールを挙げた。さらに同38分、右サイドからMF駒井善成がゴール前に入れたボールに鋭く反応し、秋元の目の前でコースを変えて2点目を奪った。

 さらに興梠は後半8分、ドリブルで仕掛けた駒井が獲得したPKをゴール左に決めて3点目。これが自身初の公式戦でのハットトリック達成となった。その後、興梠は同15分で“お役御免”とばかりにFWズラタンと交代。試合は最終的に3-1で浦和が勝利し、2試合合計5-2とFC東京を寄せ付けなかった。

 1992年にスタートしたこの大会では、名称がヤマザキナビスコ杯だった当時から合わせて通算38人目のハットトリック達成となった。決勝カードはG大阪対浦和に決定。10月15日(13時05分キックオフ)に埼玉スタジアム2002で開催される。なお大会形式上、G大阪がホーム、浦和はアウェー扱いとなる。

 

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