クロアチア戦では日本の声援がよく聞こえ、「埼玉スタジアムっすか？」と反応

　2022年のサッカー界も、数々の出来事が起こった。観る者の心を揺さぶった一場面、偉大な記録樹立達成の瞬間など、熱い名シーンを振り返る。カタール・ワールドカップ（W杯）では、現地解説を務めたMF本田圭佑の名言が試合のごとに話題を集めた。

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　過去W杯に3回出場した本田は、「ABEMA」でカタールW杯プロジェクトのGM（ゼネラルマネージャー）を担当し、森保一監督率いる日本代表のゲームを中心に現地解説を担当。テレビ朝日の寺川俊平アナウンサーとの掛け合いは大きな反響を呼んだ。

　その1つは、グループリーグを首位で通過してクロアチア代表と対峙した決勝トーナメント1回戦で飛び出した。

寺川アナ「日本の応援がよく聞こえますね」
本田「ホンマっすね、埼玉スタジアムっすか？」
寺川アナ「いえいえ、カタールのアル・ジャヌブスタジアムです」

　このやり取りを受けてSNS上では「埼玉スタジアム」がトレンド入りするなど急上昇。ファンから「埼玉スタジアムですか？は天才すぎる」「解説ほんと面白い」「埼玉スタジアムですか？は草」「クソ笑った」と反響が広がった。

“本田節”が炸裂したのはクロアチア戦だけにとどまらない。グループリーグ第2戦のコスタリカ代表戦でも、後半25分にMF伊東純也が相手ペナルティーエリア内に進入し、相手GKと1対1を迎えるかと思われた場面で相手に押されてファウル判定となった。

　際どい場所であったうえ、伊東の手を引っ張って倒した行為に本田は「PKだろ！　これレッドやろ！　えーレッドやろ！」と絶叫。その後、リプレイ映像をチェックし、「いやいやいや。あーなるほどね。間に合ってたみたいな感じなのか。メッチャ上手いファウルですよ」と補足すると、「一番のツッコミどころ」「伊東純也を手で止めたのはレッドカードだよね」「今見ても絶対レッド」「完全レッド」などの声が寄せられていた。

　また、“解説者・本田”の名言を飛び出す日は訪れるのか。期待しているファンも多いかもしれない。