再出発のイングランドがマルタに2-0勝利も… 英メディアはルーニーに「ふらふらしていた」と辛口評価
前体制の最終ゲームから先発5人を入れ替え、ボール支配率は78対22と圧倒的な差
ギャレス・サウスゲイト暫定監督の下で再出発を図るイングランド代表は、8日にロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選に臨み、本拠地ウェンブリー・スタジアムでマルタと戦い2-0の勝利を収めた。
イングランドは、サム・アラダイス前監督の最初で最後のゲームとなった9月のスロバキア戦から先発メンバー5人を変更。システムは4-3-3でGKハート、DFウォーカー、ケイヒル、ストーンズ、MFルーニー、MFヘンダーソンは引き続き先発に名を連ねた一方、負傷中のFWケインやMFダイアーらが外れた。
先発は以下の通り。
GK
ハート
DF
ウォーカー
ケイヒル
ストーンズ
バートランド
MF
デレ・アリ
ヘンダーソン
ルーニー
FW
ウォルコット
スタリッジ
リンガード
前半29分、イングランドはヘンダーソンの右クロスからFWダニエル・スタリッジが頭で押し込んで先制。38分にはMFデレ・アリが追加点を奪った。後半も主導権を握ったイングランドだったが、スコアはこれ以上動かずに試合終了のホイッスルを迎えた。UEFA公式によるスタッツでは、イングランドは計22本のシュートの雨を浴びせたのに対し、マルタのシュートはわずかに1本。ボール支配率でも78対22。パス本数では887本対201本と4倍以上の差が出るほど、一方的な試合展開だった。
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