「結果がすべて」 シティのペップ監督、長期政権に執着しない考えを明言「契約はただの紙切れにすぎない」
シティとの契約を2025年夏まで延長も…
イングランド1部マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は昨年11月、クラブとの契約を2025年夏まで延長。契約を全うすれば在任期間は9年となる。しかし、スペイン人指揮官は長期政権を築くことに関心はなく、状況次第でいつでも辞める覚悟は持っているという。英公共放送「BBC」が報じた。
グアルディオラ監督はバルセロナ(トップチーム)で4年間、バイエルン・ミュンヘンで3年間チームを率いた後、2016年夏にマン・シティの監督に就任。在籍期間は6年を超え、すでに過去の2クラブよりも長くチームを率いている。
2022年11月には25年夏までとなる新延長にサインし、このままいけば9年間マンチェスターにとどまることになる。10年以上の長期政権となる期待も膨らむが、グアルディオラ監督はこう語っている。
「何かが壊れたと感じ時、私は辞任するかあるいはもう契約を延長することはなくなるだろう。私はファギー(アレックス・ファーガソン)やアーセン(・ベンゲル)のようにとどまることなないと言い続けている。契約はただの紙切れにすぎない。契約を延長したのはまだいいプレーができると感じていたからだ。だが、最終的には結果がすべて。お互いに疲れてしまったら、契約を全うすることはないだろう」
グアルディオラ監督は、同じプレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッドを27年間率いたファーガソン氏やアーセナルで22年の月日を過ごしたベンゲル氏のような長期政権を築くことに関心はなく、思い描く理想のフットボールの追求にこだわりを見せているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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