「これで1泊3万円かよ」「記者が唖然」 カタール大会の“悪コスパ”料理に相次いだ酷評【W杯衝撃シーン】

カタール大会の割高フードに酷評(写真はイメージです)【写真:ロイター】
カタール大会の割高フードに酷評(写真はイメージです)【写真:ロイター】

割高なフードが度々話題に、英メディアがメニューに注目

 2022年のサッカー界も、さまざまな出来事が起こった。カタール・ワールドカップ(W杯)では世界中のファンが現地を訪れ、白熱の好ゲームが行われた大会を堪能した。そんななか、割高なフードメニューが度々話題となり、宿泊施設やフードコートで提供された料理が“悪コスパ”との指摘も。一体、どんな食事が提供されたのか、W杯で起こった衝撃シーンを振り返る。

 まず話題となったのが、ファンパーク内のフードコートで提供されたメニューだった。ギリシャ風サラダに9ポンド(約1500円)、ナチョスのプレートに4.60ポンド(約800円)、チキンのケサディーヤに8ポンド(約1300円)の値段が付き、品質と価格が見合っていないと、英紙「ザ・サン」が報じた。

 同紙のマーティン・リプトン記者が実際にフードコートを訪れたことを伝え、「記者がファンパークを訪れ、サポーターのために用意されたものに唖然とした」と報道。記事ではファンの声も紹介され「これまでで最悪のワールドカップになりそうだ」といった反応が寄せられるなど、非難の声が広がりつつあることを伝えていた。

 さらにSNS上で賛否の声が上がったのが、ファン向けに建てられた宿泊施設「ファンビレッジ」で提供された朝食メニューだ。1泊200ポンド(約3万円)の宿泊費がかかった「ファンビレッジ」は、金額に見合わない劣悪な環境と設備が問題となり、滞在をキャンセルするファンも現れた。

 そんななかで、SNS上でアップされた朝食メニューの画像とファンの反応に「ザ・サン」紙が注目。実際に写っていたものは、ボックス内にサンドイッチ、リンゴ、ドーナッツなどが詰まったもの。見た目は悪くないが、高額な宿泊費に対する“悪コスパ”ぶりへの指摘も相次ぎ、「これで1泊200ポンド(約2万円)かよ」「小学校遠足のお弁当みたいだ」といった酷評が上がった。

 英公共放送「BBC」が行ったファン投票で、今世紀に開催された6つのW杯の中で「今世紀最高」に78%の票が集まるなど、大盛況のうちに幕を閉じたカタールW杯。ピッチ上ではクオリティーの高い好ゲームが展開された一方、一部フードメニューには不評の声もあった。

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