「魔法を与えてくれる」 リバプールOB、”18番”を背負う新加入ガクポに寄せる期待「幸運を」
PSVから4400万ポンド(約70億円)で完全移籍、同胞カイト氏がエール
イングランド1部リバプールは現地時間12月28日、オランダ1部PSVから同国代表FWコーディ・ガクポを完全移籍で獲得したことを発表した。ガクポの背番号は「18」に決定し、かつてこの背番号を背負いプレーをした元オランダ代表FWディルク・カイト氏は「同じような魔法をかけてくれるだろう」と期待を寄せている。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
ガクポはPSVで今季リーグ戦14試合の出場で9ゴール12アシストを記録し、好調のままワールドカップ(W杯)に挑み、5試合に出場。チーム最多となる3ゴールを記録し、カタールの地で大きなインパクトを残した。
マンチェスター・ユナイテッドをはじめ、多くのビッグクラブが興味を示していたなか、ガクポはユルゲン・クロップ監督が率いるリバプールへの移籍を決断。背番号「18」の着用が決定したなか、かつて同背番号を着用したカイト氏がガクポへの期待のコメントを残した。
「この背番号は僕にたくさんの魔法を与えてくれたし、君にも同じような魔法を与えてくれることを願っている。おめでとう、そして幸運を」
カイト氏は2007年にオランダ1部フェイエノールトからリバプールへ移籍。背番号18を背負い、公式戦285試合に出場し、71ゴール43アシストを記録した。自身の同じようなキャリアを歩む23歳の成功を願った。
カタールW杯で活躍をし、ステップアップを勝ち取ったガクポ。カイト氏や日本代表MF南野拓実が背負った“18番”が再びアンフィールドで躍動する。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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