韓国メディア「日本がうらやましい」 W杯強豪国撃破の森保ジャパン、FIFA“高評価”に羨望の眼差し
FIFA選定「傑出したチーム」への日本選出に韓国再注目
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)で、史上初のベスト8進出を逃したものの、優勝経験国のドイツ代表、スペイン代表をグループリーグで破る快挙を成し遂げ、世界から注目を浴びた。FIFA選定の「傑出したチーム」にも選ばれたなかで、韓国メディアは改めて羨望の眼差しを向けている。
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日本はグループリーグ初戦でドイツ代表(2-1)、第3戦でスペイン代表(2-1)に勝利し、W杯優勝経験国を立て続けに撃破。大会前の下馬評を覆し、E組首位でベスト16へ進出した。クロアチア代表に敗れ、目標に掲げたベスト8進出こそならなかったものの、日本の戦いぶりは世界から注目を浴びた。
森保監督に率いられたチームの快挙は、データからも裏付けられた。データ会社「Opta」によると、カタール大会以前におけるW杯の歴史においてハーフタイムでビハインドを背負ったところから逆転勝ちを2試合収めたのはブラジル代表(1938年大会)とドイツ代表(1970年大会)の2チームのみ。そこに、日本がその名を連ねることになった。
また1966年大会以降、W杯の詳細データ収集が開始されて以来、片方のチームが700本以上のパス本数を記録したなかで試合に敗戦した2つの事例(日本対スペイン、ドイツ対日本)になるなど、日本がカタール大会で確かな爪痕を残したことが浮き彫りとなるなかで、FIFA選定の「傑出したチーム」の4つに36年ぶり優勝のアルゼンチン代表、3位のクロアチア、アフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコ代表とともに選ばれた。
こうした評価を受けて、韓国のニュース総合サイト「ノーカットニュース」は「“日本がうらやましい”FIFAが選ぶW杯の思い出の4チーム」と見出しを打ち、W杯でのパフォーマンスから高評価を受けた事実に改めて注目。「カタール・ワールドカップで記憶に残るチームとして、アジア勢では日本が唯一含まれている」として、羨望の眼差しを向けていた。
カタールW杯における日本の戦いぶりは韓国でも脚光を浴びており、韓国代表としてプレーしたDFキム・ミンジェ(ナポリ)が「日本がうらやましい」「日本には欧州組の選手が多くて競争力がある。実際、比較にならない」とコメントするなど、日韓の代表チームを比較する論調が同国メディア上でも相次いでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)