ハムストリングの負傷を抱えるも「完全なフィットネス」間近へ

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋が次節のプレミアリーグ第18節ブライトン戦で復帰する可能性は高まっているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

　カタール・ワールドカップ（W杯）で3試合に出場した冨安はベスト16で敗退後すぐにアーセナルに合流したが、ハムストリングの負傷により戦線を離脱。現地時間12月26日のプレミアリーグ第17節ウエストハム戦（3-1）を欠場した。

　アーセナルは12月31日に敵地でブライトンと対戦。年内ラストマッチで、日本代表MF三笘薫との日本人対決の期待も懸かるこの一戦で冨安が復帰する可能性はあるようだ。

「デイリー・ミラー」紙は「日曜日のサウスコーストへの遠征で復帰する可能性があるとすれば、それは冨安健洋だろう。このディフェンダーは完全なフィットネスへの回復に近づいている」と冨安の状態について報じた。

　ブライトン戦のあとには、中2日でプレミアリーグ第19節ニューカッスル戦も控えるなど今後も過密日程は続く。同紙は「多忙を極めるなかで冨安の復帰は不可欠」と、日本代表DFの復活がチームにとって欠かせない要素だと強調している。

　今季は昨季からの定位置だった右サイドバックだけでなく、左サイドバックとしてもミケル・アルテタ監督から重宝されてきた冨安。年末年始のハードスケジュールで厳しい戦いが続くなかで、ピッチに戻ってくることはできるのだろうか。