マンUカゼミーロは「別格」 元英代表FWシアラーが絶賛「すべてを簡単にこなしている」
カタールW杯後もハイパフォーマンスを披露
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間12月27日、ホームでのプレミアリーグ第17節ノッティンガム・フォレスト戦で3-0と勝利した。この試合の完封勝利に貢献したブラジル代表MFカゼミーロを、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏が「別格だ」と絶賛のコメントを残した。英スポーツメディア「Squawka」が伝えている。
カゼミーロは今夏、スペイン1部レアル・マドリードから完全移籍でユナイテッドに加入。今季はリーグ戦11試合に出場し、1ゴール1アシストを記録している。カタール・ワールドカップ(W杯)にもブラジル代表として出場し、セレソンの中盤を支えた。
そんなカゼミーロがノッティンガム戦にスタメン出場。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンとボランチのコンビを組んだ。
前半19分に右サイドのコーナーキック(CK)のキッカーをエリクセンが務めると、サインプレーを選択。グラウンダーのボールに反応したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが右足でゴールネットを揺らし、ユナイテッドが先制に成功した。
前半22分にはラッシュフォードのアシストからフランス代表FWアンソニー・マルシアルがゴールを決めてリードを広げ、ユナイテッドが試合の主導権を握った。
カゼミーロは中盤での強度の高いプレーに加え、後半27分にはペナルティーエリア内に顔を出し、ループシュートでゴールを狙うなど、攻撃参加にも加わった。同42分にはカゼミーロが相手陣内でパスカットをし、そのまま左サイドのMFフレッジへラストパス。フレッジは左足でゴールを決めて試合を決定付けた。
そんななか、英スポーツメディア「Squawka」公式ツイッターでは、100%の空中戦勝率、7つのタックル成功など、カゼミーロの好スタッツが紹介されている。そんなカゼミーロに対して、シアラー氏は絶賛のコメントを残した。
「別格だ。すべてを簡単にこなしているように見える。試合を読み、ほかの選手よりも先に状況を把握することができる。彼は一流の選手だ」
プレミアリーグ初挑戦ながら、エリック・テン・ハフ監督の下、レアルやブラジル代表での経験を存分に発揮しているカゼミーロ。カタールW杯ではベスト8で敗退となったが、クラブでのタイトル獲得のために奮闘を続けている。