W杯最終予選の行方を占う豪州とのアウェー決戦 “天敵”が警戒する日本のキーマン2人とは
オーストラリア連盟公式サイトがハリルジャパンを分析
日本代表は11日に、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3戦でオーストラリアと敵地で対戦する。6日のイラク戦では後半アディショナルタイムにMF山口蛍(セレッソ大阪)のゴールによって2-1と劇的な勝利を飾ったハリルジャンパンが、グループ最大のライバルとの大一番を迎える。
この一戦を控え、オーストラリアサッカー連盟の公式サイトでは「サッカルーズ(代表チームの愛称)の対戦相手資料」として、日本についての分析情報が公開されている。キープレーヤーにはACミランのFW本田圭佑とDF吉田麻也(サウサンプトン)の名前が挙げられている。
記事では日本が9月に発表された最新のFIFAランキングで56位となりアジアでも6位となっている状況や、W杯予選初戦のUAE戦で1-2と黒星を喫したことなどを伝え、4度のアジア王者になった経験を持つ日本の不調ぶりを「間違いなく異例のこと」と表現している。本田をはじめ、吉田、香川真司(ドルトムント)、長友佑都(インテル)、岡崎慎司(レスター)ら主力が所属クラブで出番の少ない状況も、日本の問題点の一つだと指摘している。
そうしたなかで、同サイトは日本のキープレーヤーを2人ピックアップ。1人目として名前が挙がったのはW杯予選7試合連続ゴールを決めるなど、今予選でもチームを牽引する本田だった。所属のミランではリーグ開幕から7試合連続のベンチスタートで、途中出場2試合、わずか19分間の出場にとどまるなど苦境の本田だが、バヒド・ハリルホジッチ監督の信頼は厚く、チームの中心選手として君臨している。そんな日本のエースを、同サイトは以下のように評している。