三笘薫は「日本の忍者」 プレミアデビュー戦での空中にボールを浮かす華麗ドリブルに脚光【衝撃シーン】
プレミアデビュー戦で相手選手を翻弄するテクニックを披露
2022年のサッカー界も、数々の事件が起こった。度肝を抜くスーパープレーや物議を醸したファウルシーンなど、印象深い衝撃シーンを振り返る。イングランド1部ブライトンに復帰した日本代表MF三笘薫は自身初のプレミアリーグ挑戦で存在感を発揮しているなか、開幕2戦目で見せたトリッキーなフェイントは大きな反響を呼んだ。
レンタル先のベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズで結果を残し、満を持してブライトンに復帰した三笘。今季はここまでプレミアリーグ10試合に出場して、1得点1アシストという数字以上の働きを見せている。
開幕当初は切り札的起用でベンチスタートだった。現地時間8月13日に行われたプレミアリーグ第2節ニューカッスル戦(0-0)がプレミアデビュー戦となったなか、いきなり見せ場を作った。
後半36分、左サイドで高く浮いたボールを受けた三笘は胸でトラップ。その間に相手が間合いを詰めると、三笘は空中に浮いたボールが落ちる前に再びボールを宙に浮かせ、相手の頭上にボールを通して抜くシャペウという美技を駆使したドリブルを披露し、1人目を華麗に抜き去ると会場がどよめいた。カバーに入った相手に突破を一度阻止されるも、こぼれ球を味方がつなぎ、再び三笘がボールを受けて相手エリア前に侵入。ギリギリのところでクリアされたものの、ホームのファンは三笘のドリブル突破に大喝采を送った。
終盤にも鋭いドリブルで相手を翻弄して、あと一歩でゴールという決定機を演出した三笘に対して、現地ファンから「三笘は日本の忍者」「三笘が輝いていた」「素晴らしいデビュー」「スーパーな選手だ」「三笘のドリブルが凄い」と絶賛の嵐になった。
三笘はブライトンでの活躍もあり、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバー26人に選出。スーパーサブとして重宝され、グループリーグ第3戦のスペイン代表戦ではMF田中碧の決勝ゴールをお膳立てするゴールラインぎりぎりでの折り返しが話題を呼んだ。
プレミアリーグ再開初戦となったサウサンプトン戦(3-1)では今季公式戦2度目のフル出場を果たしており、今後の活躍に期待が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)