ミランの今季年間チケット購入者がわずか1万2767人と判明 10年間で「65.8%」も減少

本田ら“格安補強路線”失敗への怒りが増幅

 ミランサポーターが不甲斐ない戦いを続けるチームに対して、根強い不満を抱えているのは明らかだ。近年の経営難により、アドリアーノ・ガリアーニCEOは本田らを移籍金ゼロで獲得する“格安補強路線”を続けてきたが大失敗。かつての栄光の面影もない現状に、サポーターのクラブ幹部への怒りは膨れ上がっている。

 本田が発したブーイングに関する苦言に対して、地元サッカーメディアでは一部のサポーターが理解を示す声を上げていたが、今季開幕後全試合スタメン落ちで、出場時間わずか19分の10番こそが「ブーイングされるにふさわしい存在」など、厳しい意見が相次いでいた。

 今季就任したヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の下、ピッチ上では復活の気配を見せるミラン。目に見える結果を残し、減少の一途を辿るサポーターの支持を取り戻したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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