森保一監督が続投、JFAが正式発表 2026年W杯まで契約合意、田嶋会長「一番ふさわしい監督」
就任会見を実施、再出発は来年3月
日本サッカー協会は12月28日に都内で日本代表の監督発表記者会見を行い、カタール・ワールドカップ(W杯)の指揮を執った森保一監督と新たに2026年W杯までの契約に合意したことを発表した。日本代表の監督を同一人物がW杯後も継続するのは、初めてのこととなった。
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田嶋幸三会長は、次回のW杯で「ベスト8の景色を見るために、一番ふさわしい監督であること。そこが一番のポイントになりました」と選定理由に言及した。
会見に出席した森保監督は「本日、田嶋会長から2026年のW杯に向けて、日本代表の監督を改めて命じていただきました。日本代表の監督をもう一度続けていくことにおきましては、非常に光栄な気持ちとミッションに向けての難しさ、責任の重さを考えると、身の引き締まる思いでいます。次のW杯に向けて、まだ見ぬ新しい景色を見るために向かう道のりではありますが、一戦一戦、結果に覚悟を持って挑戦していきたいと思います。そして、われわれの活動が多くの皆さんに支えられていくという感謝の気持ちを持ち、日本人の誇りと日本人である喜びをもって、職責を全うしたいと思います」と、決意を新たにしている。
森保監督は2018年ロシアW杯後から日本代表の指揮を執り、日本人監督として初めて就任から4年間をかけてチーム作りを行い、カタールW杯予選を突破。そのまま、本大会に挑んだ。W杯では、過去に優勝経験のあるドイツ代表、スペイン代表を撃破し、グループEを首位通過に導いた。惜しくもラウンド16でクロアチア代表にペナルティーキック(PK)戦で敗れたが、世界を驚かせる結果を残すとともに世界最高峰の舞台で評価を高めた。
森保ジャパンの再出発は、来年3月23日に国立競技場で予定されているキリンチャレンジカップ(東京)となり、その5日後の28日にもヨドコウ桜スタジアム(大阪)でキリンチャレンジカップを戦う。続投することになった森保監督が、どのような選手を招集するか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)