成立学園が白星発進! 高校サッカー開幕戦で圧巻3発、津工の反撃を2失点に抑える
第101回高校サッカー選手権が開幕、成立学園(東京B)と津工(三重)が激突
第101回全国高校サッカー選手権は12月28日に開幕戦が行われ、成立学園(東京B)が津工(三重)に3-2で勝利した。
序盤からボール支配率を高めた成立学園はサイドを広く使いながら攻撃を仕掛けた。そして前半35分、攻撃参加したDF瀧川穣が入れたボールをMF武田悠吾が狙ったシュートは相手に当たってゴール前に浮き、そこに中盤から走り込んできたMF陣田成琉が蹴り込んで先制した。
さらに前半40分に成立学園は右コーナーキックを得ると、2人がタイミングをズラしてゴール前に走り込んでくる形からDF佐藤由空が打点の高いヘディングで叩いてゴール。ハーフタイムを前に大きな2点目を奪った。
成立学園は後半の立ち上がり4分にも、再三にわたって左サイドから鋭い突破を見せていたMF渡辺弦がゴール。点差が3点に開いたが、津工もここから反撃を見せた。
まずは後半21分に右サイドからのラストパスにMF増山万太が反応すると、飛び出してくるGKを見て冷静に流し込んで1点を返す。さらに後半33分には、FW庄司壮晴のラストパスに途中出場のDF鳴川幸輝が頭で合わせて2点目。1点差に詰め寄った。
しかし、津工の反撃も及ばずに試合は成立学園が3-2で逃げ切りに成功。12月31日の2回戦へとコマを進めた。
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