「2日眠れなかった」 ファン・ダイクが苦悩告白、W杯のPK失敗「すごく傷ついた」
カタールW杯の準々決勝を回想、オランダのPK戦で一番手を務めるも失敗
イングランド1部リバプールは、12月26日に行われたプレミアリーグ第17節でアストン・ビラと対戦し、3-1で勝利した。この試合でゴールを挙げたオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、中断明けの最初の試合後、カタール・ワールドカップ(W杯)で負った“傷”について語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
ファン・ダイクがキャプテンを務めたオランダは、カタールW杯で準々決勝に勝ち上がったが、アルゼンチン代表との120分間の戦いを2-2で終えた末、PK戦を3-4で落として敗退した。オランダのPK戦で一番手を務めたファン・ダイクは、PKを相手GKに止められていた。
アストン・ビラ戦でゴールを決めたファン・ダイクは「再びゴールを挙げる時だった。このように試合に戻ることが重要だった」とコメントした。そして、アルゼンチン戦後について「試合後、2日間は眠れなかった。0-2から追い付き、逆転に近づいていたけれどね。不運なことに、重要なシュートを失敗した。すごく傷ついたし、日中も夜も難しかった。しばらくはサッカーから離れて、家族とともに過ごした。それが人生で最も重要なことだ」と話した。
カタールW杯では、オランダだけでなく、日本代表、スペイン代表、ブラジル代表、そして決勝で敗れたフランス代表がPK戦で敗退していた。悔しい思いをした選手たちが、再び始まる戦いにおいて、どのようなプレーを見せるかも注目される。
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