C・ロナウドの“後釜問題”は難航? マンU指揮官が言及「ただチームに加えるだけでは…」
当初のターゲットのガクポはライバルであるリバプールへ
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督がストライカー補強の必要性を認めた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
同クラブは11月、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが契約解除をして退団。監督やクラブへの批判を展開するなどトラブルの火種になっていたとはいえ、昨季公式戦24得点を決めていた貴重な得点源がチームを去った。
テン・ハフ監督はFWマーカス・ラッシュフォードを筆頭に、クラブ内に次期エースたり得る人材が揃っているとしつつも、やはり即戦力となるストライカーの必要性を感じていると明かした。
「2つある。自分たちのクラブの中からの刺激を与えることもできる。(アレハンドロ・)ガルナチョ、(アンソニー・)エランガ、(ファクンド・)ペリストリはワールドカップ(W杯)期間中にいい印象を与えていた。これが1つ。そしてもう1つ、我々はストライカー(ロナウド)を失った。ストライカーを新たに獲得する必要があると思っているが、これは適切なものでなければならない。適切なものというのはチームにクオリティーをもたらす選手だということだ。ただチームに加えるだけでは問題を引き起こすだけだ。そしてこのマンチェスター・ユナイテッドというチームではその基準が高いことはみんなも知っているだろう」
ターゲットの1人といわれていたオランダ1部PSVアイントホーフェンの同国代表FWコーディ・ガクポはライバルであるリバプールへの移籍で合意が発表された。冬の移籍市場での即戦力獲得のハードルは高いが、ロナウドの抜けた穴を埋める新戦力を見つけることはできるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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