韓国メディアがハリル采配を「二流」と酷評 低調な欧州組にも言及し「レベル低下」の声も

イラクに2-1勝利もホームで大苦戦 「競技力に疑問符」と辛口な論調が目立つ

 日本代表が6日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節のイラク戦に、後半アディショナルタイムに生まれた劇的なゴールで2-1と勝利したニュースは、“隣国のライバル”韓国でも多くのメディアが取り上げている。

 途中出場のセレッソ大阪MF山口蛍がチームを救う殊勲の決勝ゴールを決め、大きな勝ち点3を得たことを取り上げつつ、ホームでの辛勝に疑問符を付ける報道も目立つ。韓国の地方紙「金剛日報」は、「日本、イラク戦に勝っても…まだ収まらない監督更迭論」との見出しを付け、「日本がホームでUAEに1-2で敗れ、アウェーでタイに2-0で勝利し、イラクに辛勝したが、監督への不信は募ったままだ」と報じている。その記事のなかでは、韓国サッカー関係者の言葉を紹介。ハリルホジッチ監督について「183センチで渋い外見と弁も立つので優秀な指導者に見えるが、選手選考や起用法は二流という感じを受ける」と、厳しい指摘を行っていた。

 また経済紙の「ブリッジ経済」は、「日本は勝ったが、競技力には依然として疑問符を付けざるを得ない」と試合内容を酷評。特にACミランFW本田圭佑、レスターFW岡崎慎司ら欧州組のパフォーマンスについて言及し、「日本は特有のパスプレーで主導権を握ったが、本田圭佑はパスから何度も突破を試みても、なかなか守備をこじ開けることはできず、トップの岡崎慎司も最前線で動いてはいたものの、これといった成果はなかった。決定的なシュートはなく、イラクDFのフィジカルに押されていた」とまとめている。

 

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