ブライトン三笘、チーム最高タイ評価 躍動プレーで攻撃活性「ホームチームは対処できなかった」
サウサンプトンとのアウェー戦で先発フル出場、チームは3-1で勝利
イングランド1部ブライトンは、12月26日に行われた第17節でサウサンプトンとアウェーで対戦し、3-1で勝利した。カタール・ワールドカップ(W杯)でも活躍を見せた日本代表MF三笘薫は、先発フル出場で得点にこそ絡まなかったが多くのチャンスを作って勝利に貢献。ブライトンの地元メディア「Sussex Live」は、チーム最高タイとなる「8点」の評価をつけている。
三笘は序盤から多くのチャンスを作る。まずは前半3分、ペナルティーエリア内で相手DF2人をかわしてシュートを放つと、その後も左サイドからチャンスを作り出す。前半アディショナルタイムには、相手GKと1対1になるものの惜しくもシュートは阻まれた。
好プレーを見せる三笘は、後半16分にも決定機を得る。右サイドのクロスにヘディングで合わせたが、こちらはボールを枠に飛ばせず。チャンスでシュートを決めることはできなかったが、鋭いドリブルで相手の脅威となり、3-1の勝利に貢献した。
「Sussex Live」は、出場選手の採点を付け、三笘にはチーム最高点タイとなる「8点」の高評価が与えられた。寸評では「(リーグカップの)チャールトン戦(0-0PK3-4)でのキレを欠いた動きは過去のものであり、サウサンプトンを相手にコンスタントに脅威となった。ホームチーム(チャールトン)は彼のスピードとトリッキーな動きに対処できなかった」と、第15節のウォルバーハンプトン戦以来2度目のフル出場で、相手の脅威になり続けたことを評価した。
ブライトンは次節、日本代表DF冨安健洋の所属するアーセナルとの対戦を迎える。好プレーを見せた三笘がプレミアリーグで首位を走るビッグクラブを相手に、どんなパフォーマンスを見せるかが注目される。
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