カタールW杯でドイツ相手に決勝ゴールを記録

　ドイツ1部ボーフムの日本代表FW浅野拓磨は、カタール・ワールドカップ（W杯）でドイツ代表相手に決勝ゴールを挙げ、チームを勝利に導いた。その活躍は世界中から称えられ、ドイツ紙「RevierSport」は「市場価値：浅野拓磨はW杯勝者の1人」と評価アップを伝えている。

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　浅野は今年9月に右膝の内側側副靱帯断裂の怪我を負ってW杯出場が危ぶまれたが、最終登録メンバー26人入り。グループリーグ初戦ではドイツ相手に持ち前のスピードを生かして決勝ゴールをマークし、その後の戦いでも途中出場からアクセントを加えた。

　記事によれば、28歳の浅野は今大会で市場価値がアップしたという。

「浅野はW杯でのパフォーマンスに基づいて、『transfermarkt.de』による市場価格がアップグレードされた、W杯に出場したブンデス1部の選手12人のうちの1人だ。元アーセナルのプロ選手は、300万ユーロ（約4億2000万円）から400万ユーロ（約5億6000万円）にはね上がり、キャリア最高を期待できる」

　ドイツ移籍情報専門サイト「transfermarkt」では、浅野はボーフムにおける推定市場価格でチーム2位タイ。「必ずしも期待されていなかったアップだ」と、W杯での活躍がいい方向に転がったと見ていた。