日本のW杯ベスト16敗退は「呪いのようなもの」 海外メディアが森保Jを特集「まさに“日出ずる国”」
スペイン、ドイツを破り決勝トーナメントでクロアチアを苦しめたことを評価
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)でグループリーグを首位で突破し、決勝トーナメントへ進出。ラウンド16でクロアチア代表にペナルティーキック(PK)戦の末に敗れたが、2大会連続のベスト16を記録した。この結果にイタリアメディアも「最も喜ばしい国の1つはまさに“日出ずる国”のチームだった」と評している。
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日本は“死の組”と呼ばれたグループEで、ドイツ代表とスペイン代表を破る番狂わせを見せた。そして迎えた決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対峙し、1-1(PKスコア1-3)でベスト16敗退となっている。
W杯の日本について特集したのは、イタリアメディア「Numero Diez」だ。「スペインとドイツを破ったことは大きな誇りであり、PK戦での苦い敗退はあったがチームは絶賛された」とレポート。「バックラインの吉田(麻也)と板倉(滉)の2人は世界大会のプレッシャーによく耐えた」と最終ラインの2人を称賛した。
さらに、「遠藤航はリスペクトされるMF。田中碧と守田英正は攻撃的な局面でもダイナミックで効果的だった。2ゴールを挙げた堂安律、そしておそらくアジアサッカー界で最も才能の結晶である若き久保建英のインパクトもあった」とそれぞれの選手を称え、「中盤は高水準であることが証明された」と絶賛している。
また、FWに関しても「前田大然がクロアチア戦ではファインゴール。代役として出場した浅野拓磨も貴重な貢献」と存在感を示したと評価した。
記事では、最後に「日本は今回のW杯で大きく満足することができる」と高いパフォーマンスを認め、「ラウンド16を突破できなかった悔しさは残るが、これは本当に呪いのようなものだ」と締めている。何度も挑戦しているベスト8への壁を、4年後は打ち砕くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)