長友が練習中に槙野と交錯し頭部を負傷 岡崎も左足首捻挫で豪州との大一番に不安残す
ハリルJを襲うアクシデント 長友は出国前に精密検査へ
ハリルジャパンは6日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節のイラク戦で、後半アディショナルタイム5分にMF山口蛍(セレッソ大阪)の劇的なミドルシュートで2-1と勝利した。ギリギリの勝利で勝ち点3を手にしたチームだが、7日の練習ではインテルDF長友佑都が浦和レッズDF槙野智章との交錯で頭部を負傷。前日のイラク戦でレスターFW岡崎慎司が左足首を捻挫していたことが明らかになるなど、2015年アジアカップ・オーストラリア大会で優勝を果たしたアジア王者との対決に大きな不安を残した。
イラク戦の2日前に合流した長友にアクシデントが起きた。イラン戦では出番なしに終わり、試合中もベンチの前に立ちっぱなしでチームに檄を飛ばしていた。
オーストラリア戦での躍動が期待された長友だが、この日埼玉県内で行われた練習で槙野と交錯。槙野の膝が長友の頭部に当たる不運が起き、バヒド・ハリルホジッチ監督が心配顔で長友の頭をさする一幕もあった。イラク戦で温存された格好の長友は、オーストラリア出発前に精密検査を受けることになった。オーストラリア戦は酒井宏樹(マルセイユ)が累積警告で出場停止となるだけに、状態が心配される。
一方、岡崎はイラク戦で左足首を捻挫。この日の練習は大事をとって不参加となった。負けられない試合の続くハリルジャパンには、苦難の連続となっている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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