ミラノは「第2の故郷」 インテル&ミランでプレーのイブラヒモビッチ、長年過ごす地への愛着明かす「秘密ではないよ」

ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:ロイター】
ミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ【写真:ロイター】

イタリアの番組内でインタビューに回答

 イタリア1部セリエAのACミランに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、イタリア国営放送「RAI」の番組「スタセーラ・ア・ミラノ(今夜はミラノで)」に出演してインタビューに応じている。

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 イブラヒモビッチはミラノを本拠地とするインテルとミランの両チームでプレー。インテル時代にはセリエAを3回制し、ミラン時代には2回優勝。2012年夏にミランの財政難もありイタリアを離れたが、20年1月にミランへ復帰。現在に至るまで、若手に切り替わりつつあるチームで精神的な支えになりつつ、確かな技術や得点感覚を発揮している。昨季終了後に膝の手術を行ったが、年明けにも復帰するのではないかと見られている。

 そんなミラノについてイブラヒモビッチは「キャリアの中で8年か9年を過ごしているけれども、大きな影響を受けている。重要なタイトルを勝ち取る幸運にも恵まれたし、偉大な選手たちや監督とも仕事をした。街のことも、もはや熟知していて第2の故郷だと言える。街で知り合った人々は、誰もがくつろがせてくれる。とてもいい気分で、そして楽しみながら生きていることを実感する。キャリアが終わった後も、ここに住むかもしれない。それは秘密ではないよ」と愛着を話している。

 また、ダイナミックなボレーシュートや、周囲を驚かせるようなアクロバティックなゴールには幼少期に取り組んでいたテコンドーの影響があるとして「自分にとっては自然な動きだが、『そんなものはサッカーではない』と言われたこともある。だが、自分の正しいと思うことをしてきた。サッカーとは思えないような動きで、魔法のようなゴールを決めてきたね」と振り返っている。

 そして、サッカー少年や少女へのメッセージを求められたカリスマストライカーは「まずは、自分が喜びを感じられるようなことをすること。他人のためにやるのではなく自分のためにやり、さらに自分のことも信じるんだ。そうやっていくことが、自分のことを遠くまで導いてくれる」と語っていた。

 41歳になったイブラヒモビッチだが、近年のプレーで不安を抱え続けてきた膝の手術を終えて復帰するピッチでどのようなプレーを見せてくれるのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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