引退会見を開いた槙野智章、イニエスタ、西川、森脇ら“戦友”がメッセージ 「どんな時もプロフェッショナル」「こんなにも寂しいコメントは…」

引退会見を実施したDF槙野智章【写真:高橋 学】
引退会見を実施したDF槙野智章【写真:高橋 学】

涙ながら語る森脇の姿も

 J1ヴィッセル神戸に所属する元日本代表DF槙野智章が12月26日、クラブによる「現役引退および槙野劇場第二章開幕宣言会見」を実施。会見の冒頭では、神戸で共闘した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタや浦和時代の同僚GK西川周作らがビデオメッセージを送った。

【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから

 イニエスタは「この場でマキにこのようなメッセージを送れることは光栄」と話すと「この1年をともに過ごし、難しかったシーズンをともに乗り越えるなかで、お互い学びあうことができたと思っている」と感謝を語っている。さらに「マキはどんな時もプロフェッショナルとして振舞っていたし、難しい時ほど僕のそばにいてくれた」とチームメイトとしても心強い存在だったと明かした。

 浦和で長年共闘した西川は「マキには本当に感謝の気持ちで一杯。行動力や発言力、周りを幸せにする力を尊敬していた」と影響力を称え、「監督になることがあれば、僕をGKコーチで呼んでください。あるいはマキらしく、引退表明を撤回していつでも戻ってきてください」と仲の良さも垣間見せた。

 サンフレッチェ広島、浦和で共闘したDF森脇良太(現・愛媛FC)は涙を堪えきれず、言葉に詰まりながらコメント。「マキ、コメントできねえよ。広報の人から30秒から60秒の間でコメントを欲しいと、言われてるんだけど、そんな短い時間でマキのこと話す、そんな時間じゃあ、ホント僕にとって足りない」と思いを吐露している。

「今までたくさんコメント、いろんな人に送ってきたけど、こんなにも寂しいコメントは今までなかった。とにかく今、一言だけ言わさせてもらいたいなと思うのは、この決断をマキがしたことを僕自身も最大限リスペクトしたいと思います。マキがこれまで長いこと積み上げた素晴らしいキャリア、日本サッカーに多大な多大な貢献をしてきたことに、本当に心の底から最大限のリスペクトを送りたいなと思っています。まだまだ喋りたいけど、涙をたくさん流すのも失礼かなと思っているので、ここで締めたいと思います。ベストフレンド、マキ。お疲れ様」

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング