2022シーズンJ2「総入場者数ランキング」 昇格の新潟がJ1クラブに劣らぬ勢い、唯一の前年比マイナスクラブは?
徳島が唯一、前年比でマイナスを記録
2022シーズンのJ2リーグは、アルビレックス新潟がリーグ制覇を達成し幕を閉じた。昨季に続き、「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の制限下で開催されたなか、声出し応援の再開、入場制限の緩和もあり、多くのサポーターがスタジアムに足を運んだ。
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コロナ禍以前の応援スタイルがJリーグに戻ってきた今季、最も入場者数が多かったクラブは6年ぶりにリーグ優勝とJ1昇格を決めた新潟だった。ホーム戦21試合で31万4039人のサポーターが足を運び、増加率は前年比37%アップ。J2では圧倒的な観客数を記録した。多くのサポーターがチームのリーグ戦優勝とJ1昇格を後押しした。
新潟に続いたのはベガルタ仙台で、ホーム戦21試合で18万8810人のサポーターが訪れた。増加率は前年比で62%アップ。J2で再出発を図った今季は、昨季以上にサポーターがチームを支え、選手たちにパワーを送った。
最も増加率が高かったクラブは、今季J3から昇格したいわてグルージャ盛岡で88%増となった。今季はホーム戦21試合で3万6724人がスタジアムに足を運び、上位カテゴリーでの戦いを見届けた。
一方で、徳島ヴォルティスが唯一、前年からマイナスとなりホーム戦21試合で8万8697人にとどまった。昨季J1で戦っていただけに、J2降格がファン・サポーターに大きな影響を与えてしまった。
合計で約230万人のファン・サポーターがスタジアムに足を運んだJ2リーグ。Jリーグ全体で最も試合数の多いカテゴリーなだけに、スタジアムが作り出すホームの雰囲気は、選手たちにとって大きな力になるはずだ。
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