「三笘は世界の注目を集めたが…」 ブライトン、カタールW杯の影響を英紙が分析
デ・ゼルビ監督はW杯の影響を少なからず懸念
カタール・ワールドカップ(W杯)が終わり、プレミアリーグもいよいよ再開する。各クラブ、各国の選手が参戦していたことで、少なからず再開後の戦いにも影響が出そうだ。英紙「デイリー・メール」が取り上げている。
ブライトンは今季、プレミアリーグ開幕から好調を維持し、W杯による中断の時点で7位に付けている。シーズン中にグラハム・ポッター前監督がチェルシーに引き抜かれながらも健闘しており、W杯にも三笘、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサール、ガーナ代表DFタリク・ランプティ、エクアドル代表MFモイセス・カイセド、同DFペルビス・エストゥピニャン、同DFジェレミー・サルミエント、スペイン代表GKロベルト・サンチェス、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを送り出した。
三笘をはじめ、W杯で評価を高めた選手も多いなか、デ・ゼルビ監督は懸念も抱いているようだ。英公共放送「BBC」などでは、ロベルト・デ・ゼルビ監督が「ブライトンの選手たちは、W杯のような大会に慣れていない。クラブに戻って、プレミアリーグに100%集中するのは簡単ではないはずだ。ただ、それは自然なこと。マンチェスター・シティやリバプールの試合を見た。彼らの選手たちは慣れているし、まるでW杯などなかったかのように振る舞っていたが、私たちとは違うんだ」と語ったことが伝えられていた。
「デイリー・メール紙」は「ワールドカップがプレミアチームに与えた影響」との見出しで、各クラブをピックアップ。ブライトンの項目では、「アレクシス・マック・アリスターはW杯でアルゼンチン代表として556分間プレー。三苫薫は日本代表として165分間プレーし、世界の注目を集めたが、すべての目はマック・アリスターに向けられていた」とレポートしている。
12月26日のプレミアリーグ第17節サウサンプトン戦では、どのような布陣で臨むことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)