セルティック旗手は「スペシャルな存在」 右SB出場で2ゴールの躍動、指揮官が絶賛「彼の功績は大きい」
ポステコグルー監督の試合後コメントを紹介
スコットランド1部セルティック所属のMF旗手怜央は、スコティッシュ・プレミアシップ第18節セント・ジョンストン戦で先発出場し、右サイドバック(SB)の出場で2ゴールを決めて4-1の勝利に貢献。アンジェ・ポステコグルー監督も試合後に旗手を手放しで称賛している。
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日本の旗手、FW古橋亨梧、FW前田大然が先発出場したこの試合、前半14分にスコアが動く。中央へのクロスの跳ね返りを味方が拾うと右側から上がってきた旗手へ。ダイレクトで右足を振り放った強烈な一撃は、ゴールニアサイドに突き刺さりセルティックの先制弾となった。
その後古橋が2得点を決めて前半のうちに3点のリードを奪うとエンド変わって後半7分、縦パスにペナルティーエリア内で反応したMFカラム・マグレガーがフリックで旗手に送り、そのまま相手GKとの1対1を制しゴールへ流し込んだ。
これが1度はオフサイド判定となるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入の末オンサイドとなり旗手の得点が認められ、4点目となり試合を決定付けた。
その後セルティックは後半23分に相手に1点返され、同アディショナルタイムにはMFデイヴィッド・ターンブルが相手GKへの危険なプレーでVAR介入ののち警告の判定が変わり退場。それでもゲームはそれ以上スコア動かず、セルティックが4-1の勝利を収めている。
スコットランド紙「The National」では、ポステコグルー監督の試合後コメントを紹介。「ほかのフルバックにかなり高いハードルを設定した」と体調不良等で欠場した本職DF(ヨシプ・ユラノビッチやアンソニー・ラルストン)を凌ぐプレーだったと高評価。さらに「全体的なプレーは本当に素晴らしく、落ち着いていた。彼の功績は大きい」と絶賛し、多才ぶりを発揮した旗手を「スペシャルな存在」として評していた。