【W杯】「あの行為は愚か」 物議を醸す大会の最優秀GK、フランス代表OBも批判「アルゼンチンの功績を奪った」
表彰式で嘲笑ポーズ、ロッカールームの発言や優勝パレードの行為が話題に
アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスは、カタール・ワールドカップ(W杯)決勝後の振る舞いが物議を醸している。フランス代表OBはマルティネスの行為が「アルゼンチンの功績を『奪った』」と考えているようだ。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
W杯で36年ぶり3度目の優勝を飾ったアルゼンチン。最優秀GK賞に選ばれたマルティネスは、表彰式でその賞のトロフィーを股間に当てるパフォーマンスをしたことで話題に。さらに決勝後のロッカールームで「ムバッペに黙祷…彼は死んだ」と叫んだとされ、母国での優勝パレードでは顔にムバッペの写真が貼られた赤ちゃんの人形が抱きながらパレードに参加するなどさまざまな行動に厳しい声が挙がっている。
そんななか、英紙「デイリー・メール」は、イングランド1部クリスタル・パレスを率いる元フランス代表パトリック・ヴィエラ監督のコメントを紹介。「あの行為は愚かだった」と非難し、「アルゼンチンGKの行動の中には、アルゼンチンがW杯で達成したことを少しばかり奪ってしまうものもあった。彼らは本当にそれを必要としていなかったと思う」と厳しい言葉を浴びせた。
試合の直後だけではなく、帰国後にも継続して行った嘲笑行為への話題は未だ尽きないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1