「韓国の笛」に助けられたハリルJ 敵将は敗因に“オフサイド疑惑”や“負傷者無視”の誤審指摘
試合後に主審とやり取りして「嘘だと思った」
イラク代表のスワディ監督は「ジャッジミス」と力説しながら、試合後のレフェリーとのやり取りについてこう明かしている。
「先ほども言ったように、負傷した選手が外にいて、選手3人がその事をレフェリーにアピールした。私も試合後に言ったが、彼は(選手のアピールを)“見ていない”と言っていた。3人の選手がアピールしていたのだから、それは嘘だと思った。(守備をする)選手が必要だった。(レフェリーが)日本にサポートをしているのではないかと思った。その前にも、ジャッジのミスはいくつかあったが明らかではなかった。だが最後のところでのミスは明らかだった。それとアディショナルタイムの6分は非常に長かったと思う」
後半にイラク選手は露骨な時間稼ぎを連発し、イエローカードを何度も出されていた。だが、スワディ監督は公の場で韓国主審を批判。実際に前半26分のFW原口元気の先制シーンでは誤審疑惑もあった。
右サイドでボールをキープした本田圭佑が清武弘嗣に出した縦パスは、オフサイドとも取れるプレーだった。本田のパスを出すタイミングがやや遅く、韓国人レフェリーはこれを看過。清武のパスから原口は華麗なバックヒールで先制弾に結びつけたが、本田のパスの時点でプレーがストップしても何ら不思議はなかった。