W杯戦士が体重オーバーで帰還!? ペップが認める「ふさわしいコンディションではなかった」

イングランド代表としたW杯に出場したフィリップス【写真:ロイター】
イングランド代表としたW杯に出場したフィリップス【写真:ロイター】

リバプールに3-2勝利も、英代表MFカルヴィン・フィリップスは欠場

 マンチェスター・シティの“ペップ”ことジョゼップ・グアルディオラ監督がカタール・ワールドカップ(W杯)に出場したイングランド代表選手が“体重オーバー”でクラブに合流していたことを明かした。英公共放送「BBC」が報じている。

 シティは現地時間12月22日にリーグカップ4回戦でリバプールと激突。接戦を3-2で制し、準々決勝へと駒を進めた。アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスを除きW杯参戦組の選手もしっかりとメンバー入りしていたなか、ポルトガル代表DFルベン・ディアスとイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスは欠場した。

 試合後、グアルディオラ監督はディアスはハムストリングの負傷があったと明かした一方で、フィリップスに関しては「怪我ではない。彼はオーバーウェイトだ」と“太り過ぎ”によるコンディション不良を認めた。

「(体重オーバーの理由は)分からない。彼はここに戻ってきた時、トレーニングや試合に出場するのにふさわしいコンディションではなかった」

 フィリップスはイングランド代表としてカタールW杯に参戦。ウェールズ代表とのグループリーグ第3戦とセネガル代表との決勝トーナメント1回戦の2試合に途中出場していた。イングランドは準々決勝でフランス代表に敗れて敗退。そこからまだ10日あまりだが、フィリップスは試合に出場できる状態ではなかったようだ。

 英紙「デイリー・メール」は「フィリップスがW杯からオーバーウェイトで戻ってきたことにグアルディオラは激怒した」とも報じているが、一方で指揮官は「準備ができていれば、彼はプレーする。我々には彼が必要だ」と今夏に加入後、まだ4試合しかプレーしていないMFへの期待を口にしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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