老将ラニエリ、31年ぶりの古巣復帰が決定 セリエBカリアリ監督就任「情熱と愛を持ってこの仕事に臨む」
“ミラクル・レスター”を率いた71歳の指揮官が古巣に帰還
「ミラクル・レスター」を導いた指揮官としても知られるクラウディオ・ラニエリ氏が、古巣となるセリエBのカリアリの指揮官に就任した。2025年夏までの契約で、実に31年ぶりの古巣復帰となる。
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現在71歳のラニエリ監督は1986年に監督としてのキャリアをスタートさせ、1988年にカリアリの監督に就任。チームを3部のセリエCから1部セリエAに導いた。その手腕が評価され、後にナポリやフィオレンティーナなど国内の強豪クラブにステップアップしていくことになるが、指揮官としての評価を確立したクラブに1991年以来31年ぶりの復帰を果たす。
ラニエリ新監督はクラブを通じて「私はカリアリに戻る。こうなることは分かっていた。ここを旅立つ時にも宣言していた」とコメント。キャリアを通じて多くのクラブを渡り歩いてきたが、30年以上の空白期間を経ての復帰はやはり感慨深いものがあるようだ。現在セリエBで14位に位置するカリアリの復活に向けて、ファンにもサポートを呼びかけた。
「以前と変わらない情熱と愛を持ってこの仕事に臨みますが、私一人の力では不十分です。私たち全員が望む結果を得るためには新しい仲間たちやファンの力が必要です。みんなで一緒にチームを押し上げ、同じ方向に進んで行けると確信しています」
2015-16シーズンには元日本代表FW岡崎慎司も所属したレスター・シティをプレミアリーグ初優勝に導いたラニエリ監督。カリアリを再びセリエAの舞台へと導くことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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