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クラブW杯、アジア代表はアル・ヒラルに決定 浦和の可能性浮上も…“現クラブ王者”が出陣へ
2022シーズンのACL決勝がクラブW杯後の4月と5月にずれ込む
アジアサッカー連盟(AFC)は12月23日に、来年2月にモロッコで行われるクラブワールドカップ(W杯)に現アジアチャンピオンのアル・ヒラル(サウジアラビア)が出場すると発表した。
2022年シーズンのクラブW杯は、カタールW杯が冬開催となったために日程が長く未確定だったが、W杯の終盤戦に入っていた今月になってモロッコ開催が発表されていた。
一方でアジア王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、来年2月中旬以降に西地区の決勝トーナメントを開催し、4月と5月に行われる決勝戦で8月の東地区決勝トーナメントを勝ち抜いた浦和レッズと対戦するスケジュールになっていた。
そのため、このクラブW杯に浦和が出場する可能性も浮上していたが、この日のリリースでAFCは「ACLがクラブW杯の後に終了することを鑑みて、アジア代表としては現クラブ王者のアル・ヒラルを代表に指名した」とされて、アル・ヒラルの出場が決まった。
浦和は昨年4月のグループリーグから東地区王者を決める大会準決勝までを率いたリカルド・ロドリゲス監督が退任し、来季からマシエイ・スコルツァ監督が率いることが決まっている。当初は2月にACL決勝がスケジューリングされ、続いてはクラブW杯出場の可能性と新監督のチーム作りもままならずに大舞台に臨む可能性が浮上していたが、落ち着いてトレーニングを積むことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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