【W杯】独代表リュディガー、物議の振る舞いに海外再脚光 “奇行ステップ”は「無礼講なのか?」

ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー【写真:ロイター】
ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー【写真:ロイター】

大会の「名場面」を海外メディア特集、日本戦で見せた走り方に改めて疑問符

 カタール・ワールドカップ(W杯)が閉幕したなか、海外メディアは大会の「名場面」を特集。グループリーグ日本代表対ドイツ代表の一戦で、DFアントニオ・リュディガーが見せた“奇行ステップ”に再脚光を当て、その走り方に疑問符を投げかけている。

 アルゼンチン代表の36年ぶり優勝で幕を閉じたカタールW杯では多くの名場面が生まれた。サッカー専門メディア「90min」では「2022年ワールドカップの名場面」と題し、大会中に話題となったシーンを、メディア側独自の視点から選出している。

 セレクトされた11シーンの中には、グループ敗退に怒り爆発のベルギーFWロメル・ルカクがベンチを破壊したシーン、アメリカ代表MFウェストン・マッケニーがロングスローの際、カメラマンのビブスで手を拭くという珍行動を見せた場面などがピックアップ。その中に、リュディガーの“奇行ステップ”も含まれた。

 リュディガーはグループ初戦となった日本戦の後半、FW浅野拓磨との競り合いの際、両足を高く上げる奇妙なステップを披露。相手を見下したような仕草にも見えたことから、リスペクトに欠いたジェスチャーとして批判の声が相次いだ。

 このシーンに再脚光を当てた「90min」の記事では、「彼はよくこうやってストライドに相手へ割って入るのか? 無礼講なのか? それとも、飛び立つ準備をしているのだろうか?」としたうえで「それはアントニオ・リュディガーだけが知っている」と指摘。波紋を呼んだ振る舞いに改めて、疑問符が投げかけられていた。

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