清武に“指定席”を奪われ負のサイクルに陥る香川 同点後の窮地でもハリルから見向きもされず
9月のW杯予選2試合で活躍できず、ドルトムントでも先発落ち
日本代表の背番号10、MF香川真司(ドルトムント)は6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選の本拠地イラク戦で先発落ちとなった。
バヒド・ハリルホジッチ監督は後半15分に1−1に追いつかれたなか、ゴールが必要な状況でも香川をピッチに送り出さず。香川はMF山口蛍の劇的な決勝弾をピッチサイドから見つめ、結局、出番なしに終わった。
香川は9月のW杯アジア最終予選初戦の本拠地UAE戦、続く敵地タイ戦とトップ下で先発したが、目立った活躍はできないまま不振に終わった。故障を抱えて復帰したドルトムントでは先発の座を失い、代表でも清武弘嗣にトップ下の座を奪われるなど負のサイクルに陥っている。
ACミランMF本田圭佑、インテルDF長友佑都よりも1日早い3日に代表チームに合流したが、ハリル監督が先発のトップ下としてピッチに送り込んだのはセビージャMF清武。そして清武はフル出場を果たし、前半26分にFW原口元気の先制弾をアシストと結果を残した。
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